司会が誰かは毎年恒例か

テレビを見ない人が増えたと言っても、大晦日の紅白歌合戦の40%を超える視聴率を見ると、国民の「テレビ離れ」の実感がわきません。街に繰り出す若者は別として、家族や単身世帯の人が大晦日を自宅で過ごすとなると、自然とNHK「紅白歌合戦」にチャンネルを合わせる人が多いのでしょう。NHK以外のマスコミも、10月頃になると紅白歌合戦についての話題を次々と流し始めていますが、これも根強い紅白歌合戦人気に一役買っているようです。 大晦日の本番を前に一番初めに流れる恒例のニュースは、「司会は誰がやるの?」ですね。今年はさっそく、若手女優の吉高由里子さんが紅組に内定したとのニュースが流れました。高視聴率で幕を閉じた朝の連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役を演じた女優さんです。今年は、「花子とアン」の前に放送していた「ごちそうさん」も大変好調でしたから、ヒロインの杏さんも候補に挙がっていましたし、「花子とアン」の中でヒロインの親友、白蓮を好演した仲間由紀恵さんもマスコミの予想レースに名を連ねていました。仲間さんは過去4回も司会を務めていますし安定感からいったらピカイチですが、NHKは目新しさを選んだのかもしれません。今となっては「ごちそうさん」よりも「花子とアン」の記憶の方が鮮明なので、杏さんではなく吉高さんに落ち着いたのでしょう。 ちなみに、去年の紅組は大河ドラマ「八重の桜」でヒロインを演じた綾瀬はるかさんが抜擢されました。紅組の司会者はここ数年、朝ドラか大河ドラマのヒロインから選出される傾向が続いていますが、こうした流れのおかげで赤組マスコミ予想も容易でわかりやすくなりました。話題づくりに尽力するNHKと他のマスコミの意図が一致した言えます。 一方、白組です。SMAPの中居正広さんを引き継いだ嵐が去年まで4年連続白組司会を務めています。嵐の人気はまだまだ勢いが衰えていませんし、ジャニーズ事務所とのつながりを重んじるNHKサイドのもくろみ通り、今年も嵐が最有力候補になっています。

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